ベストな復習のタイミング
どのような教材で勉強しても、結果を出せる人と出せない人がいます。
結果を出せない人に共通する特徴は、
- 「どれだけ身についているか」ではなく、「何回練習したか」や「何分勉強したか」を基準に考える。
- 復習をしない。
ということです。
1の人は、「同じレッスンを3回も練習している」「1日1時間も勉強している」と考えて、次に進んでしまいます。
でも、何回練習しようと、何時間勉強しようと、身につかないまま次に進んだのでは上達するわけがありません。
また、よほどの天才でない限り、せっかく学んだことも2、3日すればほとんど忘れてしまうので、必ず復習することが必要です。
英作文について言えば、大切なことは、「できたつもり」で次々と進めるのではなく
- 英文の8割くらいは、すぐに英文が出てくるまで練習する。
- ときどき復習して確実に定着させる。
ことが重要です。
復習については、過去のメールが参考になると思いますので以下に紹介しますね。
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■ベストな復習のタイミング
それじゃあ、
どのタイミングで復習するのがベストかと言うと
以下のタイミングがいいと言われています。
1回目:覚えた直後(ざっと見直す)
2回目: 1日後
3回目: 1週間後
4回目: 2週間後
5回目: 1か月後
「マジかよ?」
って思いませんでしたか?
同じことを5回も復習するんですよ。
普通の人間は、これくらい繰り返し復習して
やっと記憶に定着するんですね。
「そんな時間がかかることできるかよ!」
って思うかもしれませんが
復習をしなければ忘れてしまうので
そもそも勉強する意味がなくなってしまうんですね。
つまり、「復習して記憶に定着させないなら
勉強しないのと同じ」ってことです。
■復習にかかる時間は縮小する
ただし、安心してもらいたいのは
復習にかかる時間はだんだん短くなるってこと。
たとえば、1時間かけて勉強したことの復習に
1回目の復習では15分かかったとします。
2回目の復習では10分
3回目の復習では5分
というように、必要な時間は短くなります。
5回目の復習ともなると
パラパラっと見るだけで十分だったりします。
それだけ、しっかり身に付いてきた
ということですね。
ここまで————-
新しいレッスンを始める前に前のレッスンの内容を軽く復習したり、週末に、1週間の内容にさっと復習したり、というのが現実的かと思います。